雑記


May 29th, 2011

Jink

kaede

楓ちゃんの、どうでもいい映画データベース、略してDMDBのコーナー。

「本当に最近雨が多いわね。台風が近づいてるっていうのもあるみたいだけど。軽く憂鬱だわ」

俺もかなり憂鬱だよ。雨の日だと、教習所まで歩いていかないといけないからね。

「そんなの別にどっちでもいいでしょ?私なんて明日から試験よ。あ~あ、憂鬱だわ」

でも楓ちゃんなら大丈夫でしょ。しっかり勉強してるから、また学年トップになれると思うよ。

「生徒会長の仕事もあるから大変なのよ。勿論、それを言い訳にしないよう、しっかり勉強したつもりだけどね」

それじゃ、明日試験の楓ちゃんのテンションを上げる映画をレビューしようか?
今日レビューするのはコレ、『Crimson Force』。

「上がるどころかテンションがすごい勢いで下がっていきそうな映画ね。ちなみに邦題も『クリムゾン・フォース』。
タイトルからは全く想像できそうにないけど、一応SFアクションらしいわ」

配給元はおなじみアルバトロスの子会社、プライムウェーブ。製作はユニバーサルも噛んでるみたいだね。
じゃ始めるよ。いつものとおり以下にはネタバレが含まれているので、そのつもりでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

80年代のTVドラマを彷彿とさせるようなOPからスタート。
2037年、ザイコード社と政府による人類初の有人火星探査が行われた。
火星接近までは正常だったものの、いざ火星に着陸というときになってトラブル発生。
機体に次々と異常が発生し、通常飛行すらままならないような状態になってしまう。
だが、そんな状況でもキャプテンのバスキンは初の火星着陸の栄誉のため、部下に着陸するように指示を出す。
操縦士アンブローズの見事な操縦もあり、なんとか探査機は火星への着陸に成功するのだった。

「OPに関しては何も言わないわ。スター・トレックっぽかったけど、そこは不問にしておくわ。
あと、探査機も割とまともだったように見えたわ。外のCGはともかく、内部の方は割とまともに出来てるのがポイントね。
少しは期待が持てそうだけど、本当のところはどうかしら?」

早速バスキンは部下に指示を出し、損傷した機体の修理を部下に命じる
この時点で初の火星着陸の栄誉は部下に譲ってしまったわけだが、それについての言及は特に無し。
そんなバスキンは部屋へ戻ると、地球の本部から政府のスパイが紛れ込んでいることを知らされる。
一方、アンブローズは8年前に月で起こったある事件を思い出していた。
それはアンブローズがザイコード社を追放されるきっかけとなった事件だったのだ。

「ここでの一番の問題は機体外部の修理シーンね。驚くべきことに、オールCGなのよ。修理する人間すらね。
それでいてアップになるとしっかり俳優さんが演技するのよ。最初からそっちを使えばいいのにね!」

外部の修理をしている部下を除いて、全員をブリッジへ集めるバスキン。
そこで明らかになったのは予備電源があと48時間しかもたないという事実。
このままでは地球に帰ることなど到底不可能だが、バスキンに何やら考えがあるらしい。
ザイコード社の研究によれば、火星には数百年間はもつというエネルギー資源があるというのだ。
突拍子も無い話だが、それしか頼るものもない。メンバーは仕方なくバスキンに従うことに。
一方、外で作業していたはずのケインが、何者かに酸素ボンベのチューブを外され、死亡してしまっていた。

火星に何かエネルギー資源があるとか、ケインが死ぬ寸前の描写とか、これはまるでアレね。
シュワちゃん主演の『トータル・リコール』そのものね。
特に空気を止められたケインの目が飛び出るところは、まさにそうだったわ。
もう少し、押さえ気味でパクればもっと良かったけどね」

ケインの死を知らされたバスキンだったが、ケインの死はスパイの仕業と確信する。
そのことを一番信用している女性クルー、エンヤにそのことを伝えクルーを監視するように指示。
そしてバスキンは、エンヤ、役に立たない科学者ブーダン、アンブローズを連れて火星への第一歩を踏み出すのだった。

「スパイがどうとかはこの際どっちでもいいわ。問題は、火星のシーンよ。
火星の崖を降りたり登ったりするシーンが全部CGっていうのはどうかと思うわ。
そのくせアップになると、ちゃんと俳優さんたちを使うし。
グランドキャニオンあたりで撮影して、あとでCG合成すればよかったのにね!」

火星を道無き道を進んでいく4人。そんな彼らの前に突如巨大なピラミッドが姿を現す。
だが誰も感動した様子は見せず、ピラミッドの内部へ侵入しようとする4人。
しかし入り口が見つからない。そんな中エンヤがとある発見をする。
ピラミッドの表面に形は少し違うものの、シュメール人が使用していた楔形文字を発見したのだ。
そして、エンヤの言葉に呼応するかのように、ピラミッドは入り口を開くのだった。

「目の前にピラミッドがあるのに誰も感動しないなんてすごいわね。
まぁ、今はそんな事をしている状況じゃないって言われればそれまでだけど。
問題は、火星のピラミッドにシュメール文字が記されていたことよ。
もしかして、地球人のルーツは火星にあったとでも言いたいのかしらね!?

ピラミッドの中に入った4人はびっくり。何とピラミッドの内部は酸素が満ちていたのだ。
そこで4人は宇宙服を脱ぎ、ピラミッドの内部を調査することに。
内部を探索していると、アンブローズとエンヤが祭壇のような部屋に閉じ込められてしまう。
そしてふたりの前に再びシュメール文字が出現する。当然のようにその文字を読むことが出来るエンヤ。
彼女によれば、ここはエネルギーの発電所だというのだ。しかしその時怪しい影が。

「何も考えずに宇宙服を脱ぐなんて、キャプテンとしてその判断はどうなの?多分経費削減が主な理由なんでしょうけど。
あと、エンヤはどうしてシュメール文字を見ただけで読むことが出来るのよ?
さっき自分で地球のものとは形が違うって言ってたのに、どういう事なのかしら!?」

アンブローズたちの前に姿を見せたのは、妙な鎧に身を包み、ビームを発射する槍を持った兵士だ。
早速戦闘を開始するアンブローズ。その頃、探査機に残されていたクルーたちのところにも同じ装備の兵士が出現。
探査機の方はほとんど全滅してしまう。だが、そこはアンブローズ。相手の槍を奪うとすかさず振り回す。
すると兵士のヘルメットが脱げてしまう。その下から現れたのは、何と地球人と同じ姿をした人類だった。
これを冷静に対処したアンブローズは、火星人を上手く撃退。
しかし、これで逃げられると思った矢先、再び火星人が出現しアンブローズは気絶させられてしまうのだった。

「安っぽい鎧に作り物の槍。これで中の火星人が、クリンゴン人みたいなやつだったら完璧だったのに。
どうせやるなら徹底的にやればいいのにね!」

一方その頃、バスキンとブーダンはとある部屋の中へ侵入していた。
そこでふたりが発見したのは、よく解らない、緑色に発光する球体
ブーダンの言葉を借りれば「ノーベル賞もの」らしいその球体を巡って、ふたりは争い始める。
バスキンはブーダンがスパイだと一方的に決め付けると、彼を殺害し球体の秘密を独り占めに。
だが、部屋から出た彼を待っていたのは、古代ローマ兵のような装備をした火星人の一団だった。

「このあたり、どう突っ込めばいいのかすら解らないくらいに適当だわ。
とりあえず、緑の球体の詳しい説明をして欲しいものね。ま、脚本家が考えてないならどうしようもないんだけどね!」

火星人の一団から必死に逃げるバスキン。しかし逃げ込んだ先は行き止まり。バスキンの命ももはや風前の灯火だ。
そう思われたとき、いきなり壁が開くと、中から手が現れバスキンを部屋の中へ引きずり込む。
バスキンを助けたのは、やはり火星人でシャラという女性だった。
そしてその頃、囚えられたアンブローズとエンヤは火星人の長老の前へ連れだされるのだった。

「きっと、古代ローマ兵みたいな服装をさせることで、人間のルーツが火星にあることを暗に示してるんでしょうね。
だって、そうじゃなかったらそんなことをする必要性が皆無だものね!」

考える人のポーズでアンブローズたちを迎える長老。
何故か英語を使える長老が明らかにしたのは、やはり地球人のルーツは自分たちにあるということ。
彼によれば何万年も前に、火星人の罪人を地球へ送ったという。そして現在の地球人はその子孫だというのだ。
あまりのトンデモ論にアンブローズたちは何も言い出せない。
その時、聴き慣れた英語が。振り返ってみると、そこには探査機の生き残りであるウィリアムズがいたのだった。

「もう意味が解らないわ。
火星人にとって地球送りは死刑のような物だったみたいだけど、まさか繁殖するなんて思ってなかったみたいね。
普通ならそれくらい考えつきそうなものだけど、やっぱり火星人の考えは地球人とは違うみたいね!」

その頃、シャラと話を進めるバスキンは火星の状況を詳しく聞き出していた。彼女の夫はマードックといい、例の長老だ。
火星では聖職者と戦士が激しく対立しており、それを鎮めるために、ふたりは政略結婚をしたらしい。
だが和平の象徴として望まれたはずの、ふたりの子供は生まれてこない。
そこで戦士たちは地球と同盟を結び、地球の物資と火星のテクノロジーを交換しようと画策しているらしい。
そしてそれを達成するために必要なのは、マードックの殺害。シャラはそれをバスキンに依頼するのだった。

「ようやく話が見えてきたけど、見えたから何?って言う感じね。
とりあえず火星人がどんな存在なのかは解ったけど、それならもう少し伏線を張るなりして欲しかったわね」

依頼を受けたバスキンは、シャラの案内でエネルギー発電所を見せてもらうことに。
そこで見たエネルギーが自分の思い描いたものと一致したことを確認し、バスキンは依頼を承諾する。
一方、ウィリアムズの登場で混乱していたアンブローズたちだったが、混乱に乗じて火星人の槍を奪うことに成功。
驚くべきことに例のビームは念動力だったらしく、少し念じただけでビームを発射することが出来るらしい。
混乱の中ウィリアムズは刺されてしまうのだが、ビームの撃ち合いをしながらその場を後にするアンブローズとエンヤ。
こうしてふたりは脱走に成功するのだった。

「念動力だったとは気づかなかったわね。
でも最初に槍を奪った時も、アンブローズはビームが出るように念じてたみたいだったけど、それはどうなのかしら?
まさか槍が気まぐれだったとか、そういう理由じゃないわよね?

脱走に成功したふたりが辿り着いたのは、よく解らないオレンジの発光体が中心に鎮座する、謎の空間。
だがふたりはそんなことに興味はないと、周囲に実っていたチキンの味のする果物で腹ごしらえ。
一瞬和やかな雰囲気になるふたりだったが、奴らが追いかけてきたことでそれも終了してしまう。
一方シャラは、バスキンに緑の球体の秘密を提供することで、ようやく契約合意にこぎつけるのだった。

「少しは突っ込んで欲しいんだけどね。オレンジの発光体の正体とか、チキンの味のする果物とか。
果物はともかく、オレンジの方は明らかにストーリーに関わってきそうなのに完全にスルーだもの。
多分関係ないんでしょうね」

火星人から逃げまわるアンブローズたち。
そこでエンヤはアンブローズに8年前の事件の真相を教え、自分が政府のスパイであることを伝える
エンヤの悲壮な決意に、アンブローズは地球に必ず帰ることを決意する。
その頃バスキンは、シャラとのラブシーンへ突入しようとしていた。

「スパイとか、8年前の事件とか、言われるまですっかり忘れてたわね。
この手の映画の場合大抵そうだけど、どうしてこんな無意味な設定を組み込もうとするのかしら?不思議でならないわ」

いつの間にか眠ってしまったアンブローズが目を覚ますと、エンヤがいない。
慌てて探しに出るアンブローズだったが、エンヤはマードックのもとヘ連れていかれていたのだ。
エンヤが目を覚ますと、そこには刺されたはずのウィリアムズが
完全に死んだものと思っていたウィリアムズは、実は瀕死の状態だった。
マードックはウィリアムズの治療を行い、助けようとしていたのだ。
そこでエンヤはウィリアムズを刺したのが、シャラの手先である戦士の仕業だと知らされる

「物語が徐々に動いてきた感じね。こういう展開は別に嫌いじゃないんだけど、どうしてもう少し早く出来なかったの?
あと30分で映画は終わるのよ。半分を過ぎたあたりからこういう展開に持っていくべきじゃないの?」

エンヤがマードックの話を聞いている頃、アンブローズはバスキンと合流を果たしていた。
そこでアンブローズもバスキンの計画を聞き、火星の状況を知るのだが、バスキンの作戦への参加は渋る。
一方エンヤは奇跡的に復活したウィリアムズとともにマードックの話を聞かされていた。
マードックによれば火星は昔から地球と交流しており、地球でしか採れない植物と引換に文明を与えたというのだ。
そして彼らに、戦士たちが地球を侵略するつもりでいることを伝えると、マードックは「儀式」への立会を命じる。
その場で、話し合いによる解決をしようというのだ。
しかし、バスキンたちもまた儀式に出席し、そこで計画を実行するつもりでいるのだった。

モアイとかピラミッドが、火星人のことを示したモニュメントらしいけど、そんなことはどうでもいいわ。
どうしてこのタイミングでいろんな情報を流すのか、ってことが問題なのよ。もう少し時間配分を考えてもらいたいわね!」

やがて「儀式」が始まり、マードックはエンヤとウィリアムズを火星人に紹介する。
だが、そこでシャラは激怒し儀式の途中で席を立ってしまうが、勿論これは演技。
「儀式」のシーンにたっぷり10分近く使い、いよいよ「儀式」が大詰めとなったとき、バスキン達が登場。
シャラを殺すと脅しながら、「儀式」の部屋へ突入するふたり。
だが味方であるはずのエンヤの制止を受け戸惑うアンブローズ
しかしバスキンはその言葉に従うことなく、マードックの護衛たちを次々と殺害するのだった。

どっちでもいいような『儀式』のシーンに時間を割くのに、ストーリー展開には全くその熱意を使おうとしないのね。
どうしてなのかしら?本当に謎ね!」

護衛の数も減り、絶体絶命となったマードック。しかしそんな状況でも、アンブローズは戸惑っていた。
そこでアンブローズはマードックの話を聞こうと、彼のもとへ向かう。だが、それをバスキンが見逃すはずがない。
バスキンがマードック目掛けビームを発射しようとする。その時、アンブローズの槍がビームを発射
バスキンの腕を撃ちぬき、戦闘不能状態へ。そしてバスキンが使い物にならなくなったことで、シャラが本性を現す。
彼女はバスキンを殺害し、続いてマードックを殺害しようとするが、間一髪アンブローズに阻まれる。
やがてすべての状況を理解したマードックは妻を逮捕し、アンブローズたちは地球へ戻れることに。
自ら残ると決めたウィリアムズを残し、アンブローズとエンヤは火星との友好関係を信じながら、地球へ帰還するのだった。

「ラスト10分どころか、5分で起こった展開にまったくついていけないわ。もう少し最後の戦闘シーンを長くすればいいのに」

予算の問題じゃないかな。
そうじゃなきゃ、CG満載の戦闘シーンより、人のアップでなんとかなる「儀式」のシーンの方が面白いと思ったんじゃない?

「もしそうだとしたら、本気で意味が解らないわね。
まぁ、これだけ宗教的な感じだから、意味が解らなくても不思議じゃないけど」

たしかに宗教的な感じはあったね。なんて言うんだろう、あの映画みたいな感じだよね。
ほら、『バトル、

「その映画の名前を口にしたら本気で殴るわよ。アレと比較する気はないけど、アレが相手ならまだこっちのほうがましよ」

まぁ、それは置いといて、何かこの映画でいいところはあった?少しくらいはそういうところも探さないとね

「ないわよ。しいて言えば、吹き替えの声優さんがかなり良かったところね。やっぱり声優さんの力は偉大だわ」

というわけで、今回はここまで。また次回お会いしましょう。お相手はJinkと、

「鷺嶋楓でした、ごきげんよう」

 

「正直、本当にどうでもいい映画だったわ。とりあえず、どうしても見たいときは吹き替えで観ることをお勧めするわ」

May 24th, 2011

Jink

kaede

楓ちゃんの、どうでもいい映画データベース、略してDMDBのコーナー。

「雨雨雨で嫌になってくるわね。どうにかしなさいよ」

いきなりの無茶ぶりありがとう。でも、人間には出来ることとできないことがあるって知ってる?

「知ってるわよ、そんなこと。ちょっとイライラしただけじゃない」

まぁ、何があったのかは聞かないでいてあげるよ。楓ちゃんにだってそういう日があるだろうからね。

「気を遣ってくれてどうも。ま、雨が続いてイライラしてるだけだから、何の問題もないんだけどね」

それなら安心して、レビューにいけるね。じゃあ今日もレビューしようか?
今日レビューするのはコレ、『Zombie Wars』。

「なんだか無性にイライラしたくなってくる映画ね。ちなみに邦題は『ウォー・オブ・ザ・デッド』。
年に何本か出されてる、『オブ・ザ・デッド』シリーズの一本よ。もう禁止にすればいいのに」

配給元はいつもどおりのアルバトロス。ジャケ写は『Planet of the Apes』のパクリだね。
じゃ始めるよ。いつものとおり以下にはネタバレが含まれているので、そのつもりでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

世界は暗黒の時代だった」という壮大なナレーションと共に始まる。
話半分にナレーションを聞いていると、どうやら突然土の中からゾンビが出現し、人間世界を支配したようだ
しかも50年以上もその支配は続いているらしい。そして明らかに作り物の地球がアップになり、オープニングがスタートする。

「どこかで聞いたような設定ね。ほら、猿が人間を支配するあの映画よ。
きっとそれをリスペクトしたんでしょうけど、どうなるのか楽しみね!」

オープニングが終わるとすぐに、首を縄で繋がれた人々が歩かされている。しかも何故か女性ばかり
その女性たちを助けにやってきたのは、銃を持ったふたりの男。ブライアンとデイビッドの兄弟だ。
そして突然ゾンビたちに襲いかかるふたり。彼らがかったるい戦闘を繰り広げる間に、女性たちは逃亡。
やがてゾンビたちが全滅すると、ふたりは女性たちを自分たちのキャンプへと連れていくのだった。

「本当にどこかで観た光景ね。尤も、映画としての出来は雲泥の差だけどね。
それよりゾンビたちとの戦闘シーンはどうにかならないのかしら?もう少し展開が早くてもいいと思うんだけど」

キャンプへ女性たちを連れてきたふたりだったが、デイビッドは彼女たちを檻に入れておくように指示を出す
彼女たちはゾンビによって餌として育てられ、人間社会の知識がないためだ。
女性たちを檻に入れたデイビッドは、早速そのうちのひとりにアタック。
彼はその女性をスターと名づけ、しっかりとヒロインに仕立て上げることに成功する。

「ありきたりな展開ね。とりあえずこの段階だと、特に問題ないように思えるわ。
きっとここから素晴らしい展開が待ってるんでしょうけど」

デイビッドとスターがいい関係になっている頃、ブライアンはキャンプの女司令官と会話していた。
彼とデイビッドの本来の任務は、ゾンビたちのアジトを見つけ出すこと。
しかしその道中でゾンビたちを発見した為、急遽人間の保護へ方針転換したらしい。
そして女司令官は、ゾンビを確実に仕留めたかを念入りに確認する。
彼女によれば、ゾンビは高度な知能を持ち、しっかり仕留めないと自分たちのキャンプが危ないというのだ

「これ以上ないくらいの壮大な前フリ。これでゾンビたちが確実にキャンプに攻めこんで来るってわけね。
というか、ゾンビに知能って。このゾンビたちって、土の中から出てきたんじゃないの?
どう見ても顔が腐ってるんだけど、考える脳は残ってるのかしら!?

その夜、デイビッドがスターに言葉を教えながら食事をしていると、突然ゾンビたちが襲撃をかけてくる。
多くの仲間をゾンビの餌にされながらも、全くの無傷でゾンビたちを倒していくデイビッドたち。
だがブライアンや司令官と合流することは難しく、デイビットとスターはふたりだけで逃げることに。
しかしふたりだけの逃亡は無理があった。呆気無く弾丸が底を尽きると、ふたりはゾンビに囲まれてしまうのだった。

「ゾンビたちの襲撃は完璧に予想できたことだけど、面白かったのは女司令官ね。
何故か日本刀を背中に背負ってるのも突っ込みどころだけど、切れ味があまりに凄過ぎるみたいね。
何と言っても、ゾンビの首を刎ねても血が全く吹き出さないんだから。
明らかにゾンビたちも血が通ってるのに、どういう訳なのかしらね!?」

夜が明けると、デイビットたちはゾンビに連れられて彼らの人間牧場へ。
どうやら主人公補正が発動し、その場で餌にされることはなかったようだ
その人間牧場で彼らを待っていたのはゾンビのリーダー。どうやらここのゾンビたちは階級制度を持っているらしい。
そしてそのリーダーは呻き声を上げることで他のゾンビに命令を出すらしく、自分以外に言葉を発する人間が大嫌い
デイビッドと一緒に連れてこられた男が暴言を吐くと、ゾンビたちに命令し彼を餌にしてしまうのだった。

「このあたり、突っ込む必要もないわね。
他の人はその場で餌にされたのにデイビッドたちだけ無事だったなんて、本当によくあることだもの!」

夜になると、スリヴァーと名乗る男がデイビッドたちの檻へ。
このスリヴァーも人間牧場へ連れてこられた人間で、元兵士だったらしい。
そして彼らは農場からの脱出作戦を立案する。
それは農場の地図を書き上げゾンビに持たせることで、兵士がそれを見つけてくれることを祈るものだ。

ものすごく成功確率の低い作戦ね。というか、絶対に成功しないでしょ?
地図を書いてゾンビに持たせるのはいいけど、胸ポケットの一番深いところに入れてるのよ。
しかもポケットから地図を書いた紙も出てないし。どうやって発見しろって言うのよ!?

なんとかゾンビに地図を持たせたデイビッド。だが、彼はゾンビたちに違和感を覚える
ゾンビたちが石鹸の使用を強制するようになっていたのだ。
そのことをスリヴァーに問い質すも、スリヴァーは知らないの一点張り。
彼から情報を得ることは出来ないと判断したデイビッドは、彼を解放すると独自に捜査を開始する。
だがスリヴァーも謎の男と密会し、デイビッドのことを報告するのだった。

「デイビッドが賢いっていう設定は正しかったみたいね。ゾンビが石鹸を使ってることに違和感を覚えるんだもの。
尤も、正常な人間ならこの映画に対して違和感を覚えるでしょうけどね!

デイビッドたちが攫われてから2週間が経過し、ついにブライアンは食料調達と称してゾンビ狩りへ向かおうとする。
だがそこで待ったをかけたのは女司令官。ブライアンの動きを察知し、ふたりで本当の狩りへ向かう。
そこでブライアンたちは、謎のトランクを運搬するゾンビの一群と遭遇
あっさりとそれを撃破すると、ふたりはトランクの中を確認する。その中には何と缶詰が。
しかしふたりで持ち運べる量ではなかったため、ブライアンが見張り役となり司令官が人手を連れてくることに。
だがブライアンは、何かを感じ取ったのかゾンビの死体を漁り始める。
そして彼が見つけたのは、ブライアンが書いた地図だった。

「素晴らしい展開に涙が出てきそうだわ。ブライアンがどうして地図を発見できたのか謎でしょうがないわね。
だって、今までゾンビの死体を漁るシーンなんてなかったのよ。
どうしてそんな行動に出たのか、興味が湧いてくるわね!

その夜、司令官が戻ってくるとブライアンの姿がない。慌てて周囲を探す司令官だったが、すぐにブライアンが顔を出す。
彼はデイビッドの地図を頼りに一度人間牧場へ行き、戻ってきたというのだ。これでデイビッドを救出出来るのだ。
一方その頃、スリヴァーは例の男と再び密会。そして男はスリヴァーにデイビッドを殺すように命令する。
だが、それを木の影から眺める存在が。そう、デイビッドだ。
その後使命を果たすため、スリヴァーがデイビッドの檻へやって来る。
しかしデイビッドの説得に心を動かされたのか、あっさりと寝返りデイビッドの味方となるスリヴァー
そして彼らも独自に、脱出作戦を実行しようとするのだった。

「何に一番驚いたかって、人間牧場への距離よ。ブライアンが半日で往復できる距離だったわけね。
そんな近くにいたのに今まで気づかなかったなんて、兵士たちもよっぽど能力が高いみたいね!

翌日、さっそく行動を開始するブライアンたち。その道中で他のキャンプの兵士たちを合流する。
一方デイビッドも、スリヴァーに銃を持ってこさせるとすかさず行動開始。
スリヴァーを囮に使い、その隙に囚えられていた人間たちを救出し森へ逃がす。
そして窮地に陥ったスリヴァーを救出するも、逆にゾンビたちに囲まれてピンチになってしまう。
だが、その時一発の銃声が鳴り響き、倒れこむゾンビ。デイビッドたちの登場だ。
そして、かったるいゾンビ狩りが始まるのだった。

「ご都合主義的な展開はともかく、ゾンビたちとの戦闘シーンはつまらないの一言ね。
だって兵士たちが強すぎて、ゾンビたちが近づく間もなく銃弾で倒れてくんだもの。しかもみんな一発で
そんなシーンの何を楽しめって言うのよ?」

ゾンビたちを大量虐殺したデイビッドたちは、ひとまず広場に集まる。
そこでスリヴァーが黒幕の居場所を伝え、スターを探したいデイビッドだけが残りあとは全員例の男がいる街へ。
道中検問所があるも、隊長たちが数の暴力に訴えて平和的に突破
一同が黒幕の家に乗り込むと、黒幕を含む「議会」は「神に感謝を」と言いながら食事をしようとしている所だった。
勿論女司令官をはじめ、ブライアンたちは今にもキレそうな顔で男を見つめる。
何かよく解らない御託を並べながら懐から銃を取り出そうとする男だったが、先に火を吹いたのはスリヴァーの銃。
あっさりと男は倒れ、残された「議会」のメンバーも恐怖からか何も話せず、彼らが立ち去るのを見守るのだった。

「思ったんだけど、このシーンって不要じゃない?
黒幕とかいなくても話は成立したみたいだし、これがなければもう少し戦闘シーンに時間をかけれたと思うんだけど、
それは気のせいかしら?」

一方、スターを探し続けるデイビッドだったが一向にスターの姿は見つからない。
やがて彼は例の検問所が見えるところまでやって来てしまう。
そこには当然兵士がいて、先程の腹いせなのかデイビッドに向かって発砲。デイビッドは凶弾に倒れてしまう。
そして戻ってきたブライアンたちがその死体を手にキャンプへ戻り、彼を火葬
いつの間にか戻ってきたスターは彼の子供にデイビッドの面影を重ねながら、未来への想いを馳せるのだった。

「前回のやつよりは話が解りやすかったけど、それにしても謎な展開が多すぎだわ。
特にラスト。意味が解らないわ。いつの間にかスターが帰ってきてるし、誰が連れてきたのよ?」

しかもスターは、デイビッドの死体を運ぶときにも、さりげなくブライアン達に紛れ込んでるんだよね。
これじゃあ、デイビッドがあまりに可哀想だと思うよ。

「黒幕の存在も全く以て意味が解らないわ。
黒幕がゾンビに人間の繁殖方法を教えたって事になってるけど、どうやって教えたのよ?
映画を観た感じだと、ゾンビは人間を見つけるとすぐに襲ってたみたいだったけど、
どうやってゾンビとコンタクトを取ったのか教えて欲しいくらいね?」

黒幕といえば、そいつと一緒に映ってた「議会」のメンバーもひどかったね。本当に何もしゃべらないんだから。
映画のスタジオの周辺で適当にスカウトしたとしか思えない感じだったね。

「あと場面切り替えの時のトランジションね。古臭い感じの、左から右へ場面が変わってく感じのやつね。
懐かしい気分に浸れるのはいいけど、多用し過ぎも問題ね。何と言っても5分に1回くらいのペースで使うんだから。」

確かに使い過ぎだったね。しかも、そのたびに場面転換用の音を使うんだよね。
それがテンポを以上に悪くしてた感じだったよ。

「ま、こんな感じのどうでもいい映画ね。とりあえず言えるのは、ダメ映画ってこと。それだけよ」

というわけで、今回はここまで。また次回お会いしましょう。お相手はJinkと、

「鷺嶋楓でした、ごきげんよう」

 

「正直、存在を知らなくていいレベルの映画ね。どうしてもゾンビものが観たい人以外は観るべきじゃないわ」

May 15th, 2011

Jink

kaede

楓ちゃんの、どうでもいい映画データベース、略してDMDBのコーナー。

「最近、本当に暖かくなってきたわね。そろそろ衣替えの時期かしら?」

本当に暑いね。でもウチの地元の場合、夜はまだ冷え込んだりするから体調管理が大変だよ。
楓ちゃんの方は大丈夫?

「まぁ、私の家は特に問題ないわね。お母さんがそういうのすごく気を遣ってくれるから。
本当に感謝してるわ」

楓ちゃんのお母さん美人さんだもんね。正直、楓ちゃんと姉妹って言われても信じちゃうくらいだよ。

「そういうのはなるべくお母さんに言ってあげて。私が言われても虚しいだけだわ」

まぁまぁそう気にせず。じゃあ今日もレビューしようか?
今日レビューするのはコレ、『Vampires vs. Zombies』。

「原題のイカれぶりを越えることが出来なかったのか、邦題も『ヴァンパイアVSゾンビ』よ。
タイトルもそうだけど、中身のレベルもなかなかのものだわ。悪い意味でね」

IMDbでは脅威の1.7/10という素晴らしいスコア。本当にそれに値するのか注目したいところだね。
じゃ始めるよ。いつものとおり以下にはネタバレが含まれているので、そのつもりでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

主人公のジェナとその父のトラビスはふたりでドライブを楽しんでいた。
だがジェナは知らぬうちに眠ってしまい、妙な女性に襲われかけるという悪夢を見て目を覚ます。
恐怖から絶叫するジェナだったが、トラビスがしっかりと今は現実であることを諭す。
するとジェナは「大丈夫、まだ世界は終っていない」と呟くのだった。

「のっけから全く以て意味が解らないわね。
一応ホラーみたいだから主人公が悪夢を見るのは納得だけど、そのあとの台詞の意味不明さが度を越してるわ」

ジェナの頭を心配したのか、トラビスが早速夢の内容を尋ねる。
だがジェナも慣れたもので「いつもの夢よ」と答え、そこからふたりは無言に。
やがてドライブを続ける二人の前に、顔に緑のペイントを施した怪しい人物が立ちはだかる。
しかしトラビスは、そのゾンビ(仮)を吹き飛ばすと何事もなかったかのようにドライブを続けるのだった。

「一体何が起こったのか誰にも解らないでしょうね。本当に何の前触れもなく緑のペイント男が現れたんだから。
その男を何のためらいもなく轢いたトラビスもなかなか凄まじいわね」

唐突にOPが始まったかと思えば、OP中にニュースの声で状況を説明してくれる。
どうやら狂犬病に似た謎の疫病が蔓延しており、感染した者は皆身体が変化し、人を襲う衝動に駆られてしまうらしい。
そんなありがちな設定のニュースが終わると、再びジェナたちにカメラが向かう。

「またこれもすごい設定ね。
別にこの手の映画ではよくある設定だけど、狂犬病に似た症状で皮膚が緑に変色するとは知らなかったわ。
素晴らしい知識を提供してくれたことに感謝しないとね!」

快調に車を走らせているトラビスだったが、道路の真中で立ち往生している母娘3人と遭遇。
その一家の次女が疫病にかかってしまい、街まで連れていかなければならないらしい。
しかし長女のカミラは疫病に感染しておらず、安全のためにカミラを連れていってほしいというのだ。
半ば強引にカミラを連れていくことになったトラビスは、近くのガソリンスタンドへ向かうのだった。

「何をどうすればこうなるのか意味不明ね。だいたいトラビスも不審に思わなかったのかしら?
いくら次女が感染しているからといって、長女を見ず知らずの人間に預けるような親よ?
ロクな親じゃないと思うんだけど、トラビスはそうは思わなかったみたいね!」

ガソリンスタンドへ到着した3人は、早速スタンドのショップへと向かう。
そこにいたのはスタンドの店員がひとりだけ。どうやらこのスタンドはセルフのようで、トラビスはガソリンを入れに外ヘ。
カミラもお手洗いへ行くために、鍵を持っている店員と外ヘ出てしまい、店の中にはジェナがひとり残される。
とそこに、犬を連れた如何にも怪しい女性がやって来る。
言葉巧みにジェナに近づくと、突然ジェナに自分のペンダントを渡すのだった。
意味ありげな笑みを浮かべ、「ヴァンパイアから身を守ってくれる」と言いながら。

話に全く脈絡がないわね。現れた女性も意味が解らないし、どうしてジェナがペンダントを貰ったのかも謎だわ。
もう少し説明を入れるべきだと思ったのは、私だけかしら?」

トラビスたちがガソリンスタンドを後にしてしばらくすると、再びあのガソリンスタンドへ客がやって来る。
勿論ショップの中に入る客。そこで彼が目にしたものは、銃を咥えたまま死んでいる先程の女性だった。
怖くなった客はそくささと逃げようとするものの、背後からスタンドの店員に肩を叩かれる。
突然現れた店員に店の状況を伝えるも、店員の反応はどこかおかしい。
そして店員は突然「噛まれたのさ、ヴァンパイアに」と意味不明なことを叫びつつ、客に噛み付くのだった。

「店員の回想シーンを見る限り、どうやらカミラがヴァンパイアだったみたいね。
まぁ、ヴァンパイアっぽい名前といえばそうだけど、どうしてこう話を適当に繋げようとするのかしら?
噛まれるシーンの血の飛び散り方も明らかに変だし、やる気があるのかしら?」

再び場面が変わり、今度は白髪混じりの爺ちゃんが車を飛ばしている。
そこに現れたのは作業着を着たゾンビ(仮)。勿論人間でないものに容赦ないのがこの映画。
「このゾンビが!」とアクセル全開でゾンビを蹴散らすと、爺ちゃんは例のスタンドへ。
するとそこに、カミラを預けたはずのあの母娘がやって来るのだった。

「場面転換するのはいいけど、そのたびに新しい人が出てくるのはどうにかならないの?
おかげで登場人物の把握が難しすぎるわよ。映画を撮るなら、それくらい考えて撮りなさいよね」

爺ちゃんがトイレに行っている間に、母親が店の中へ。
すると彼女を応対したのは先程の店員ではなく、全く別の店員だった。
だがそんなこととは知らない母親は給油を頼むと外の車へ。
レジから男が出ると、レジには女だけではなく店員の死体が増えていたのだった。

「ねぇ、どうして噛み付いたほうが死んでるの?もしかして噛み付いたことで自分の力を全部与えたとでもいうの?
素晴らしい自己犠牲の精神ね。少しは納得のいく説明をして欲しいものね!」

用を足した爺ちゃんが出てくると、彼を出迎えたのは母娘ふたり。
すると爺ちゃん、何を思ったのか次女にいきなり掴みかかる
勿論母親はそれを制止するも、爺ちゃんはカミラに娘を殺されたと主張する。どうやら次女の方がカミラだったらしい。
それはともかく、母親に肘鉄を喰らわせると「カミラは預かる」と言って次女を拉致する爺ちゃん
母親に向かい、「お前は人間だからいつでも殺せる」という捨て台詞を吐いて爺ちゃんはその場を後にするのだった。

「次女がカミラなのか長女がカミラなのかはどっちでもいいわ。それより問題はお爺さんの行動ね。
どう控えめに見ても、やっていることは犯罪そのものよ。誰も言及しなかったけど、本当にそれでいいの?」

車に乗った爺ちゃん(何故か将軍と呼ばれてる)は早速トラビスに連絡し、「カミラを捕まえた」という。
どうやらトラビスと将軍は知り合いだったらしい。だがトラビスは本物は自分たちの方にいると言う。
そこで将軍は騙されたことに気づく。次女はテッサというミスコンの女王で、例の母親に誘拐されたらしい。
仕方なくテッサを車から降ろす将軍だったが、その直後将軍はテッサに襲われてしまう。
実はテッサもカミラに噛み付かれヴァンパイアと化していたのだ。
そのままかったるい格闘に入るふたり。すると将軍のスローな格闘術が炸裂し、テッサを撃退するのだった。

「すでに何がどうなってるのか解らない状態だけど一番の疑問は、どうしてみんなカミラに執着しているのかってこと。
まぁ、ここまで一切の説明がないから解る訳ないんだけどね!

エンストを起こしてしまい、立ち往生してしまうジェナたち。
そこに一台の車がやって来る。そう、ガソリンスタンドで襲われた例の客だ。勿論彼もゾンビと化しており襲いかかってくる。
だがトラビスが呆気無く鋸で撃退すると、とりあえず車に死体を乗せる3人。
しかし運悪く警察が。だがトラビスたちが特に誤魔化す必要もなく、警察はエンジンオイルを渡して走り去る。
もう一台の車を手に入れた3人は、カミラとジェナがそちらに乗り分乗して目的地へ向かうことに。
別れ際にトラビスは、「注意するんだぞ」と意味深な言葉を残すのだった。

「このあたりですごく怠くなってくる感じね。
展開はグダグダ、俳優たちの演技も下手、と来てグダグダにならないハズもないってことよ。
それにしてもトラビスは何を言ってるのかしら?娘に注意させるなら、自分の車にカミラを乗せればいいのに
その発想はなかったみたいね!」

しばらく車を走らせると、ジェナは運転に疲れてしまい一休み。
そこで唐突にジェナとカミラのラブシーン開始。と思いきや冒頭で見た悪夢とクロスオーバーして目が覚めるジェナ。
気付けば車はカミラが運転しており、一言も話していないはずの目的地へ向かっていた。
が、その時ジェナは自分の身体の異変に気づく。そう、左の太ももに噛まれた跡があったのだ。

「個人的に納得いかないのが、どうしてラブシーンが入ったのか、ってことね。
別に冒頭の悪夢をもう一回見せるだけで良かったのに。
まぁ、元はテレビのドラマみたいだからそういうので視聴者を確保って事なんでしょうけど、脚本的には不要なシーンね!」

再び場面は転換し、今度はどこかの部屋の中。そこでは感染したらしいトラビスの娘を診察する医者が。
トラビスが大丈夫か、と聞いても言葉を濁す医者。
どう見てもオレンジジュースが入っているようにしか見えない注射針を娘に刺し、部屋を後にするトラビスと医者。
娘のことを心配するトラビスだが、医者は何とも言えないと返すしかなかった。

「場面転換が急すぎて、何が起こってるのか理解出来ないわ。なにより気になるのは、あの注射針の中身は何かってこと。
とにかくオレンジ
なのよ。果汁100%のオレンジジュースって言われたら信じるくらいにオレンジなのよ。
そんなモノ刺されたら誰だって不安になるでしょうね!」

再び場面が変わり、現れたのは例の母親。薬の影響からか朦朧としている娘に、バスルームへ向かうように指示を出す。
その言葉に従って娘がバスルームへ向かうと、浴槽は何故かゾンビのペイント用の液体で満たされている
驚いた娘がトラビスにそれを伝えると、ふたりは再び浴槽へ。
その中にあったものは、娘の診察にやって来た医者の変わり果てた姿だった。あまりの光景に悲鳴を上げる娘。
直後、ジェナを呼ぶ声が。そう、これもジェナの夢だったのだ。

「なんでこんな展開を続けようとするのかしら?監督の意図が全く伝わってこないわね。
もしかしたらあまりに崇高すぎて、一般人には理解出来ないのかもね!」

どこかの建物の前で待つトラビス。そこにようやくジェナたちが辿りつく。
建物の前で待っていても仕方ないと、3人は建物の中へ入ることに。そのままジェナとカミラは奥を探検する。
奥の部屋にたどり着くと本日2度目のラブシーン。と思いきや今度はどこかの病院、しかも隔離病棟へ場面転換。
閉じ込められているのは当然ジェナ。またもやオレンジジュースを注射されかけたところで再び目を覚ますのだった。

「なんて言うのかしら、もうどうにでもなれ、って感じ?この映画の着地点が一向に見えてこないわ。
そもそも私はまだタイトル通りの構図を観てないんだけど、何時になったらヴァンパイアとゾンビが戦ってくれるのかしら?
あと20分もないんだけど」

目を覚ましたジェナの前にいたのは、女ゾンビ。
だがジェナは格闘センスをいかんなく発揮し、正拳突きでゾンビの顔面を撃ち抜くと部屋を脱出。
部屋を出たジェナが目撃したのは廊下の向かい側から湧きでてくるゾンビたちだった。
するとジェナ、先程の先頭で味を占めたのかのかゾンビたちに突撃するも、あっさりと返り討ち。
絶体絶命となった時にチェーンソーを持ったトラビスが駆けつけゾンビたちを撃退。そこにようやく将軍が到着した。

「ようやくゾンビ映画らしくなったけど、ジェナの行動が意味不明ね。
廊下は自分の背後にも続いてるんだから、そっちに逃げればいいのに、どうしてゾンビに突っ込んだのかしら?
1体倒したからって調子に乗ったのかしらね?あと、全体的に言えるのは戦闘シーンがスローすぎ
スローモーションを使ってるならまだいいけど、使ってなくてこの遅さは視聴者をイライラさせるには十分ね」

将軍と合流したジェナたち。残り時間15分となったところで、ようやく目的が明らかに。
彼らの目的はカミラの棺を見つけ出し、その中でカミラを殺すことらしい。
しかし武器がなくてはどうしようもないとトラビスの車へ。だがトラビスの車のトランクには驚くべきものが収められていた。
それはなんと、杭で胸を刺された将軍の娘。カミラに噛まれヴァンパイア化したのを、杭で封じ込めたらしい。
とりあえずカミラを殺せば娘は元に戻ると説得するトラビスとジェナ。
しかしそんなことで将軍が納得出来るわけもなく、キレた将軍は杭を娘から引き抜くとトラビスの肩に突き刺すのだった。

「ようやく目的が明らかになったわけだけど、ここまでの展開でその目的が解った人は超能力者か何かね
だって、伏線も何も無いんだもの。伏線のひとつくらい用意しなさいよ。
あと問題なのは、将軍が娘の姿を見て怒るところ。将軍たちはどうしてカミラを殺そうとしてるのかしら?
当然、娘を元に戻すためでしょ?どうして将軍はそんな根本的なところが理解出来てないのよ!?
そもそもどうしてトラビスたちは娘の連れて旅してるわけ?そんなことしなきゃ、問題にならなかったのにね!!」

勿論杭を抜いたことで娘は覚醒。手始めに将軍に噛み付くと、続いてトラビスに襲いかかる。
そして再び将軍に襲いかかったところで、ジェナが冒頭の女に貰ったペンダントを飲み込ませる
すると娘は血を吹き出し、絶命してしまう。
そんな娘の姿を見た将軍は、カミラを殺すことを堅く決意し、建物の地下へ棺を探しに向かうのだった。

「今さらながら、そのペンダントが役に立ったって訳ね。悪いけどそんなモノの存在、すっかり忘れてたわ。
というかこの映画を観てれば、自然と存在を忘れても仕方ないと思うけど」

地下の納骨堂へ向かった3人。意外にすんなりとカミラの棺を見つけ、それを引き摺り出す。
棺の蓋を開ける3人。だがその時、突然カミラが現れトラビスを殺害。
驚く将軍だったが、その将軍も背後から忍び寄った影に殺されてしまう。
将軍を殺したのは、なんとジェナだった。そう、ジェナはカミラの支配下に置かれていたのだ。
やがてふたりは建物から出てくると、車に乗って何処へ。ヴァンパイアふたりの新たな生活が始ま、らない
再び場面は変わり、どこかの病院へ。呼び出されたトラビスはジェナが看護師のひとりと逃亡したことを聞かされる
見事に病院から逃げ出したふたりが新たな生活を始めようとした矢先、どこから湧いたのか室内に大量のゾンビが。
流石にこればかりはどうすることも出来なかったのか、ふたりはゾンビの餌となり物語は終焉を迎えるのだった。

「実に無意味な77分だったわね。何がすごいって、どんな映画だったのか全部見終わってもまだ解らないところよ!」

多分オチとしては、病気に感染したジェナが精神を病んで、っていう話なんだろうけど。何だろうね?

「それはなんとなく解るわ。でも、なんとなくじゃダメだと思うのよ。というか、映画のスタッフは解らせる気が本当にあるの?
シーンの混ぜ方も下手だし、やる気が微塵も感じられないわ」

で、更に大きな問題点があるよね。それは何かって言えば?

「決まってるでしょ、タイトルよ。最初から最後まで、ヴァンパイアとゾンビが戦ってるシーンがなかったわ。
途中まではゾンビが3体しか出て来ないんだから、これこそ立派なタイトル詐欺よ。前回のアレが可愛く見えるくらいのね」

まさにそのとおりだったね。面白そうに見せるタイトルっていうのも重要だけど、詐欺はだめだよね。

「当たり前よ。タイトルを考えたなら、少なくともその通りにする責任が、監督以下スタッフにはあるはずよ。
本当、映画を観てもらうっていう自覚を持ってもらいたいものね」

というわけで、今回はここまで。また次回お会いしましょう。お相手はJinkと、

「鷺嶋楓でした、ごきげんよう」

 

「正直な話、本当にダメな映画よ。IMDbで1.7/10は伊達じゃないわね」

May 10th, 2011

Jink

kaede

楓ちゃんの、どうでもいい映画データベース、略してDMDBのコーナー。

「みなさん、お久しぶりです。ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?」

いやぁ、俺はイベント後でみょうな充足感に浸ってたね。やっぱイベントは最高だよ。

「誰もアンタのことなんて聞いとらんわ」

相変わらずつれないねぇ。ま、楓ちゃんらしいけどさ。そういえば、楓ちゃんはどうだったの?

「私?私は詩杏と買い物に行ったり、映画を観たり、勉強したりしてたわ。一応受験生だもの」

それでも勉強が一番最後に来るあたりは流石楓ちゃんだね。
何の映画を観たかは聞かないことにして、今日もレビューしようか?
今日レビューするのはコレ、『Entscheidung in den Wolken』。

「ちなみに邦題は『エアポート トルネード・チェイサー』。原題からも解るとおり、ドイツ製のTVムービーよ。
相変わらず何でもかんでも『エアポート』って付けてるみたいだけどね」

『エアポート』シリーズといえば我らのアルバトロス。年に1本は必ず出してくる、安定した作品だね。
じゃ始めるよ。いつものとおり以下にはネタバレが含まれているので、そのつもりでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

珍しくまともなCGの飛行機が登場。ミュンヘン行きのこの飛行機を操縦するのは、女性パイロットのアンドレア。
嵐の中を大きく揺れながら飛行する飛行機。だが管制塔のすぐに嵐は収まるという言葉を信じ、そのまま飛行を続ける。
しかしその予想とは裏腹に、天候は悪くなる一方。
アンドレアは最寄りの空港に着陸要請を出すが、燃料が十分にあると言われ拒否されてしまう。
仕方なくアンドレアは、近くの滑走路に強行着陸を試みる。難しい着陸だったがなんとか着陸に成功するアンドレア。
しかしその後、アンドレアは聴聞会に召換されることになるのだった。

「特に問題ない導入ね。飛行機もこの手の映画にしてはかなりまともな方だし、着陸シーンもなかなかよく出来てたと思うわ」

聴聞会に召換されたアンドレアは自分が見た異常な嵐を説明する。
だが、空港の管制官、そして隣に座っていたはずの副操縦士のゲルドがそんな嵐はなかったと否定。
招かれていた気象学者によるとそれはスーパーセルという特別な現象らしいが、
それが発生したという証拠もないためアンドレアは無期限の停職処分を受けることになってしまう。
だがアンドレアは、独自にスーパーセルの調査を開始。ミュンヘン大学の気象研究所へ向かうのだった。

「なんだかまともなストーリー展開ね。今のところ特に問題ないのが素晴らしいと思うわ。
是非このままのクオリティを続けてもらいたいものだわ」

研究所のグットマン教授と会うアンドレアだったが、彼はスーパーセルの解明は難しいと告げる。
何故ならスーパーセルを解明するためには、誰か勇気あるパイロットが雲の中へ突入しなければならないからだ。
グットマンにそう言われ、仕方なく研究所を後にするアンドレア。
だが彼女はまだ諦めていない。アンドレアが次に訪れたのは、ヘイルフライヤーという飛行組織。
彼らは独自の技術で嵐を感知し、雹を雨に変える仕事をしているあらくれ飛行士たちだった。

「これで伏線が張られたわけね。テレビドラマみたいだから、これくらいの方がいいのかもね」

ヘイルフライヤーはバーニー、トム、そしてフランツルの3人からなるチーム。
今日もスーパーセルの予兆を発見し、飛行担当のバーニーとトムは飛び立った。
だがバーニーの乗ったセスナが雷の直撃を受け、墜落。バーニーは怪我をし、当分の間飛行が出来ない身体に。
そこでアンドレアは自分がパイロットであることをバーニーに伝える。
だがトムは航空会社のパイロットが大嫌い
仕方なくアンドレアはその場を後にし、バーニーたちの母親ロセルの農場に泊めてもらうのだった。

「どんどんアンドレアがパイロットになる準備が整ってきたわね。
トムが航空会社のパイロットが嫌いな理由が『規則に縛られて、安全に飛行することしか考えていない』かららしいけど、
それはパイロットとして当然だと思うのは私だけかしら?」

翌日、墜落した飛行機の整備をするトムの元を訪れるアンドレア。
トムはバーニーからアンドレアのことを聞いていたらしく、彼女が航空会社のパイロットであることは知らされていないようだ。
そしてタイミングよくスーパーセルの予兆が発生。彼女の腕前を見ようと、トムはアンドレアと共に飛び立った。
トムの指示通りに嵐へ突入すると、なんとかミッションを成功させ、アンドレアは晴れてチームの一員となったのだった。

「だんだん退屈になってきたわね。多分、ドラマパートが長すぎるからね。
だってここまでの50分、飛行シーンが全部で10分くらいなんだもの」

グットマンに自分がチームに入れたことを伝え、あとは計測器を装着すればスーパーセル計測が可能になった。
あとはトムたちを説得するのみだが、そこでトラブルが発生。
飛行中にバーニーがマリファナを吸っていたため、墜落した飛行機の保険金は下りないというのだ。
唯一の財産である飛行機の保険金が下りないと知ったトムは激怒。バーニーを一方的に罵ると、その場を後にする。
これはチャンスとアンドレアはバーニーにグットマンの事を話し、資金提供を受けられるかもしれないことを伝えるのだった。

もう1時間になるのに、まだ飛び立たないのね。最初はドラマもいいと思ってたけど、流石にこれは長すぎだわ。
メロドラマを入れるのは構わないけど、時間配分を考えなさいよね」

早速トムにグットマンの話をしようとするバーニーだったが、当然トムは聞く耳を持たない。
そこでアンドレアは自分の魅力を最大限に利用し、トムを落とす作戦に出る。
当然ここまでの展開から上手くいかないわけもなく、トムはすっかりアンドレアの虜に
かなりいい関係のふたり。あとはグットマンのことをアンドレアが説明するだけだ。

「勘弁して欲しいわ。映画の70%を消化したっていうのに、スーパーセルの話は一向に進まないのよ。
だいたい、トムを落とし始めるのが1時間を過ぎた所っておかしいでしょ!?

順風満帆に見えたアンドレアの作戦だったが、ここで大きな問題が発生。グットマンが飛行場に現れたのだ。
グットマンはアンドレアがスーパーセルの正体を解明しようとしていることや航空会社のパイロットであることを教えてしまう。
キレやすいタイプなのかトムは再び激怒し、アンドレアとの短い関係は終焉を迎えるのだった。

「そろそろ飛行機を飛ばして貰いたいわ。だって映画の終了まで、あと15分しかないのよ。
トンデモ展開かどっちでもいい終わり方をするのが眼に浮かぶわね!」

トムと喧嘩別れをしてしまったアンドレア。そこに彼女の父親が現れ、彼女が復職出来ることを伝える。
これでここにいる理由もなくなり、帰ろうとするアンドレア。だがタイミングよくスーパーセルが発生。
金がほしいトムはグットマンの装置を積み飛び立とうとするが、観測には2機必要だった。
怪我をしているバーニーを連れていくわけにもいかず、どうすることも出来ないトム。
誰もが諦めかけたその時、アンドレアが飛行場に戻ってきた。

「ようやく本編のスタートね。でも哀しいかな、残り時間はあと10分。こ
んな時間で出来ることなんて限られてるわ。というか、どうしてタイトル通りに映画を撮ろうとしないの?ねぇ、どうして!?」

お互いに、「アンタのためじゃない」とツンデレ台詞を吐きながらスーパーセルに向かうふたり
だがスーパーセルの力は凄まじく、トムの機体はどんどん上空へ巻き上げられてしまう。
そこでトムは何を思ったのか、「科学の発展のためだ!」という捨て台詞を残して、画面外へ
飛行場で計器を見つめるグットマンの元にスーパーセルのデータが送られてきたが、トムからの通信は途絶えてしまった。

「これでアンドレアは当初の目的である、スーパーセルの証拠を手に入れた訳ね。
時間にしておよそ3分。でもおかしいわね、まだあと7分も残ってるわ。一体、何があったのかしら?」

トムの機体が消えた方を見つめるしか出来ないアンドレア。
その時彼女の視界にロセルの農場と、そこに向かう父の姿が飛び込んできた。
だが激しい嵐のため、ヘリコプターの救助は頼めない。仕方なく、アンドレアは自分が救助に向かうことに。
しかしアンドレアが着陸する寸前、背後の山が崩れ土石流が農場へ迫っていた
だがアンドレアは動じない。冷静にふたりを飛行機に乗せると、間一髪というわけでもなく飛び立つことに成功。
しばらくすると農場は土砂にまみれてしまうのだった。

「なんかこう、もう少し観客をドキドキさせようとは思わなかったのかしら?
ここまでの展開が怠すぎるからこそ、こういうシーンは見せ場じゃないの?
それともメロドラマを撮って満足しちゃったのかしらね!?

ロセルと自分の父を救ったアンドレアだったがその表情は晴れない。そう、トムと連絡が取れないからだ。
必死に無線でトムに呼びかけるアンドレア。すると上空からトムの機体が降りてきた。トムは無事だったのだ。
数日後、飛行場ではささやかなパーティーが催されていた。
スーパーセルの観測記念、ヘイルフライヤーの存続記念、そして新しい家族が増えた記念のパーティーが。

「最初の方はドラマ部分もしっかりしてて面白いと感じたんだけど、流石にこれはタイトル詐欺だわ」

タイトルのドイツ語を訳すと『雲の中の決断』、になるのかな?内容とかけ離れてるわけじゃないんだよね。

「間違ってはいないんだけど、問題がないとは言えないわね。一番の問題は配給会社の煽り文句ね。
前半ジャンボジェット、後半セスナというシリーズ史上最高のスカイ・アクション!』ですって。
こう書いてあれば、誰だって立派なアクション映画だと思っちゃうでしょ?」

別に間違ってないけどね。開始5分と終了10分っていうだけで。
こういうところは流石というか抜け目ないというか、手馴れてる感じだよね?

「それだけじゃないわ。もうひとつの煽り文句は、ジャンボジェットを猛烈アピールしてるのよ。
そんなことが書いてあれば、ジャンボジェットが主役だと思うでしょ?一体何を考えてるんだか」

多分、何も考えてないんじゃないかな。何がすごいって、煽り文句のシーンが大なり小なり実際にあるところだよね。
これなら文句もつけられないし、完璧な仕事だね。

「逆にスタッフの努力に感動だわ。こんなつまらない映画を、面白く見せるような煽りを考えられるんだから。
その技術をもっと別のところに使って欲しいところだけど」

というわけで、今回はここまで。また次回お会いしましょう。お相手はJinkと、

「鷺嶋楓でした、ごきげんよう」

 

「さて、ホームページ10000Hit記念のアレについて、じっくりとお話を聞かせてもらおうかしら」

楓ちゃん、目が怖いんですけど・・・・?

「大丈夫ちょぉっとお話を聞くだけだから、うふふふ」

 

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