なのはSS Learn wisdom by the follies of others ~最高の相棒~ 人間体となったレイジングハートとバルディッシュを連れ、街へ出た私となのは。 だけど今私たちは、途方に暮れていた。 特に計画もなく家を飛び出したのだから自業自得かもしれないけど。 「なのは、如何しますか?」 「う~ん、ごめんね。何も考えてなか... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS Learn wisdom by the follies of others ~相棒→友達?~ 微睡みの中、私は漂っていた。起きているような、眠っているようなそんな微妙な状態。 私はそんな状態が好きだった。幸い、今日は学校も仕事も休み。 もう少しこの心地よい空間を堪能することにしよう。 そう決めたはずなのに、決めたはずだったのに、 「... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS innocent starter 「フェイト、聞いた?」 私が仕事のせいで昼休みに登校すると、早速アリサが声をかけてきた。 こちらとしてはなるべく早くなのはに会いたいのだけど、流石に呼び止められて無視することも出来ない。 「聞いた、って何?」 「その様子じゃ、やっぱりなのは... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS 恐怖の雪合戦! 追いつめられたフェイト 白い息が白い地面に溶けこんでいく。 一面が白い雪に覆われた世界の中で、私の存在は異質なものなのだろう。 黒いバリアジャケットに身を包んだ私は、白の世界の中で目立ちすぎていた。 私もできることなら、この世界を踏み荒らしたくなどない。 そう思え... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS My Bloomy Valentine 聖なる恋人の日。 日本ではそんな風に言われている2月14日の朝、わたしは重い足取りで学校へ向かっていた。 プレゼント用のチョコレートを用意し忘れた、とかそういう理由ではない。 親友たちのチョコレートは毎年用意しているし、何より彼女へのプレゼ... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS Sweet Songs Ever With You ~君と共に唄う歌~ 桃子さんの策略に嵌ってしまった私たちは、会場に到着するとすぐに控え室に通された。 幸いなことにフィアッセさん達とは別の控え室で、使うのは私たちだけらしい。 恐らくフィアッセさんの配慮なんだろう。 マネージャーさんが、中の物は好きに使っていい... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS Sweet Songs Ever With You ~事の発端は突然に?~ 「どうしよう」 思わず言葉が口から出てしまう。 チラリと隣を見ると、全く同じ表情を浮かべたなのはの姿があった。 一瞬だけ視線が交差するも、この状況を打破できる有効な策は、残念ながら浮かび上がらなかった。 こうしている間も運命の時間は刻一刻と... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS The importance of the rule 相手との距離はおよそ10メートル。たったそれだけの距離であっても、私からは手が出せない。 相手の出方を見ないことには私からも動くことが出来ないのだ。 得物を握る手にも、自然と力が入る。 一瞬だけ視線が交差した。相手も間違いなくこちらを意識し... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS Winter Sky ~寒空の下で~ 日本の冬は寒い。 こっちで生活するようになってから毎年のように感じるけど、 それでもミッドチルダと比べるとそこまで寒くはない。 少しの間、向こうで生活していた私にとって冬は夏ほど苦手ではないのだ。 勿論それは私の話であって、そうでもない人も... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS 甘酒狂想曲 ある休日。家で寛いでいると、急になのはから電話がかかってきた。 なんでも、私に試食してもらいたいものがあるみたい。 特に用事もなくリンディ母さんたちも仕事でいないため、断る手はない。 すぐにOKを出し、軽く部屋を掃除してなのはを待つ。 掃除... 2018.11.27 なのはSS小説