なのはSS 教習所レッスンはいかが? ~マッハ・レーサー~ 今日は久しぶりの休み、ということでヴィヴィオと一緒になのはの教習を見学にやって来た。どんな様子で教習を受けているのか気になったし、それ以外にも不安に思うことがあったからだ。 そして、その不安はものの見事に的中した。 「わぁ、ねぇフェイトママ... 2019.09.08 なのはSS小説
なのはSS 教習所レッスンはいかが? ~なのはの決意とフェイトの願い~ 「えっ、今なんて言ったの?」 穏やかな朝食時を過ごしていた私たち3人。 いつものように仲良く話をしていると、なのはが何かを思いついたようにこう呟いたのだ。 「わたしも免許取ろうかなぁ」 その言葉に戦々恐々としたのは私の方。別になのはが免許を... 2019.09.08 なのはSS小説
なのはSS 事実は小説より……? 「ん?」 妙な視線を感じ、歩みを止めて振り返る。しかしそこは、何の変哲もない学校の廊下。 先程感じた奇妙な視線も、その気配を消していた。 ここ最近、こんなことが続いている。とはいえ、視線を向けられること自体はそこまで珍しいことではない。 そ... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS 桜並木の部活勧誘 桜の舞う並木道。その中を私となのはは歩いている。 真新しいブカブカの制服に身を包みながら、私たちは話していた。 入学してから2週間ほど経った、中等部のことを。 「なのは、学校にはもう慣れた?」 「う~ん、慣れたって言うか、そのまま進級しただ... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS たまにはこんなお花見も? 今日は楽しいお花見。しかも家族3人だけという素晴らしい条件だ。 目の前には桜の花と、愛しい妻が丹誠込めて作ってくれた手料理。 これで気分が高揚してこないはずがない。 はずはないんだけど、私のテンションは一向に上がる気配を見せなかった。 それ... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS 探偵フェイトの事件ファイル―なのはさんの浮気疑惑?・解決編 「じゃあふたりとも、行ってきます」 「「行ってらっしゃい」」 用事があるというなのはを玄関先で見送る。 勿論、これはフェイク。 もう少ししたら私たちもなのはを追いかけるつもりだ。 昨日得た情報によれば、待ち合わせ時間は10時。 少しくらい遅... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS 探偵フェイトの事件ファイル―なのはさんの浮気疑惑?・事件編 おかしいと思ったのは、最近になってからだった。 なのはの帰りが遅い、らしい。伝聞なのは私もヴィヴィオから聞いたことだから。 いくら遅いと言っても私並みに遅くなるわけではないようで、1時間程度のことらしい。 なのはだって仕事が長引くことくらい... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS 突きつけられた、三行半? 「ただいまぁ~」 小さく呟きながらリビングの扉を開ける。出迎えはいない。真っ暗なリビングにはただ、静寂があるのみだ。 当然だろう、また遅くなってしまったのだから。これで何日連続かな? しかも今日に至っては連絡すらしてる余裕がなかった。本当に... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS エースたちの居酒屋トーク? ミッドチルダ郊外にある居酒屋。 どこぞの捜査官が進言して作らせたこの店は、ありえないほど日本のそれと酷似していた。 いや、日本の居酒屋をモチーフに作ったことは間違いないだろう。 何故なら当の本人が今、私の目の前で楽しそうにビールを飲んでいる... 2018.11.27 なのはSS小説
なのはSS Four days after her birthday 3月15日。それは私の大切な人の、とても大切な日。それは勿論、私にとっても大切な日だ。 でも、それなのに、それなのに! 「どうして私は仕事をしてるの!?」 思わず叫んでしまった。 今私がいるのは知り合いの捜査官の巡航艦、そこで私に宛てがわれ... 2018.11.27 なのはSS小説